### 太陽の陽気さと大地の祈りを宿す、幾何学的造形の傑作
**コートジボワール・バウレ族「プレプレ」仮面**
西アフリカ・コートジボワールの中央部、豊かな森林とサバンナが交わる地に暮らすバウレ族。18世紀、ガーナのアシャンティ王国から西へと逃れた伝説の女王アブラ・ポクーに率いられ、この地に根を下ろしたと伝えられる彼らは、アフリカ屈指の洗練された木彫芸術を生み出すことで知られています。
そのバウレ族の伝統儀礼「ゴリ(Goli)」の舞踏において、祝祭の幕開けを告げる重要な役割を担うのが、この「プレプレ(Kple Kple)」と呼ばれる仮面です。
—
#### ■ 役割と文化的背景:祝祭と調和を呼び込む「太陽と若さの象徴」
「ゴリ」は、村の危機を祓い、豊作や繁栄を願い、また名士の葬儀で魂を慰め、共同体の結びつきを新たにするために行われる神聖な仮面劇です。
4つの世代・性格を表す仮面が登場するゴリのなかで、最初に現れるのがこのプレプレです。
太陽や若さ、快活さを象徴し、軽快なステップで場を清め、人々に笑顔と活気をもたらす存在とされています。大きく弧を描く角は森の野牛(またはカモシカ)の生命力を、満月のように丸い顔は天上の太陽を模したもの。円形の縁に刻まれた黒と白の鋸歯文様は、まるで太陽が放つ光の輪のようです。
また、バウレ族において赤褐色に染められたプレプレは「女性性」や「昼の太陽」を表すとされ、穏やかさと力強さが美しく調和しています。
—
#### ■ プリミティブアートとモダンデザインの源流
満月のような平たい円盤状の輪郭、鋭く弧を描いて向かい合う角、立体的に飛び出した筒状の目、そしてユーモラスにも見える長方形の口。
無駄を削ぎ落とした幾何学的でグラフィカルなフォルムは、20世紀初頭にピカソをはじめとする西洋のモダニズム芸術家たちに衝撃を与え、現代アートの扉を開く契機となりました。
時を経た木肌には、手彫りのノミ跡が静かに息づき、落ち着いた朱赤の顔料と幾何学彫刻が絶妙なコントラストを描いています。高さ51cmという堂々たるスケールは、見る者を惹きつける確かな存在感を放ちます。
—
#### ■ 空間にアートとしての奥行きを
壁に掛けた瞬間、その空間の空気を一変させる力を持っています。
ホワイトキューブのような無機質なモダン空間、温もりあるヴィンテージ家具、北欧デザインのインテリアなど、洗練された現代の住空間にこそ驚くほど自然に溶け込み、唯一無二のアクセントとなります。
静かに佇みながらも、遠いアフリカの森で響いた太鼓の鼓動や、人々の祈りをそっと語りかけてくるような、温かみあふれる手仕事の一点物です。
—
### 【商品仕様】
– **商品名**:バウレ族プレプレ仮面51cm アフリカン プリミティブアート マスク
– **原産国**:コートジボワール(バウレ族)
– **材質**:木
– **サイズ**:高さ 約51cm × 最大幅 約32cm × 奥行き 約13cm
– **重量**:約1.7kg
—
### 【コンディションとご購入前の注意事項】
※本品は現地で職人の手によって彫られた古い木彫品(一点物)です。
機械生産では出せない手仕事ならではの削り跡や左右のわずかな非対称さ、経年による細かなひび割れや擦れ、欠け等が見られます。これらはアフリカンアート特有の風合い、歴史を刻んだ「味わい」としてご理解の上、お迎えいただけますと幸いです。
























レビュー
レビューはまだありません。